活動内容

アーカイブ施設への訪問調査

先進的取り組みの調査

ファッションデザイン・アーカイブの構築に向けて、参考とすべき先進的取り組み事例に関する調査を行なった。

とりわけ重視したのは以下の2点である。
A 連携機関からの資料データを集約し公開するアグリゲーターの役割。
B 海外施設における、資料の公開と活用のあり方。

Aについて
機関横断型デジタルデータベースの先進事例として、立命館大学アート・リサーチセンターを訪問し調査を行った。他の機関とのデータ項目の統一は困難である点、資料画像の公開については当初懸念もあったが、10年以上運用して大きな問題はない点など、本事業にとって有益な情報を得ることができた。

Bについて
国内の服飾資料所蔵施設への調査から、保存が最優先とされ資料の公開や活用には慎重な姿勢をとる施設が多数であることが知られた。アーカイブの構築を進め、デザイン資料としての活用を促すためには、公開や活用に対し積極的な海外博物館における資料活用の考え方と、具体的な手法を知ることが必要となる。
そこで英国の事例を知るべく、THE BRITISH MUSEUM、Victoria and Albert Museumの2館を訪問し、これらについて調査を行なった。

先進的取り組みを行なう施設への訪問

1. 立命館大学アート・リサーチセンター  調査日:平成28年9月27日(火)
立命館大学アート・リサーチセンターヒアリング調査結果(PDF)
2. 国立近現代建築資料館 調査日:平成29年8月3日(木)
3. THE BRITISH MUSEUM 調査日:平成29年9月5日(火)

 

 

 

 

 

 

4. Victoria and Albert Museum 調査日:平成29年9月6日(水)

 

 

 

 

 

 

博物館、美術館以外の施設における資料データの集約・公開の取り組みを知るため、本学を運営する学校法人文化学園内の3つの関連資料収蔵機関についてヒアリング調査をおこなった。

5. 文化学園ファッションリソースセンター 調査日:2018年1月16日(木)、2月7日(水)
6. 文化学園図書館 調査日:2018年1月17日(水)
7. 文化・ファッションテキスタイル研究所 調査日:2018年2月6日(火)