活動内容

未発掘資料の調査

本拠点では、未だ広く知られていない資料を「未発掘資料」と呼び、その所在把握を主たる目的として基礎的な調査を行なった。

調査は、対象資料の専門家を中心とした調査グループを作り、所蔵者のもとを訪れて行なった。資料の状態を確認し、法量の測定、資料写真の撮影、特記事項の記録などを行なった。
得られた資料データは、本事業の主旨に沿って本拠点にて管理を行なうこととした。また、所蔵者からの許可が得られた資料については、データ公開に向けた準備を進める予定である。

なお、資料の所在把握を第一の目的とする一方で、所蔵者からの求めがあった際には管理状況の改善についての助言も行なった。これは、本事業の掲げる、対象資料の散逸・消失を防ぐ、との目的に基づくものである。

調査先

平成27年度 8件
平成28年度 2件
平成29年度 1件